ボクはでかぺんという名前のペンギンです。
大きめのペンギンなので、でかぺんです。
なっちゃんという名前の飼い主さんのお世話係として暮らしています(ボクがお世話をしている側です)
2018年5月にぬいぐるみ病院にお世話になりました。
なっちゃんがフェルトで作ってくれた、オムライスやおにぎりのお弁当持参で入院しました。
なっちゃんの18歳のお誕生日プレゼントがボクの入院加療でした。
お陰様で、すっかり元気になれて楽しく暮らしています。
その後のボクらについてお話しします。
2019年の春、なっちゃんは夢をかなえて大学の法学部に合格しました。
英語表現と情報の授業では、ボクの入院生活をネタにプレゼンをして最高評価をいただきました。
ありがとう、ぬいぐるみ病院!
本当に、本当になっちゃんは幸せそうでした。
2020年4月 大学の門は閉められてしまいました。
その日以来、パソコンの前でなっちゃんは勉強を続けています。
時々、ボクも膝の上で一緒に授業を受けています。
ZOOMのゼミでは、教授に紹介してもらいました。
ぬいぐるみが正式に大学の授業に参加するなんて誰が想像したでしょうか?
でも、現実なんです。
本当は、友人たちに会いたいでしょう。
それでも、「ぬいぐるみの香りに包まれながら、勉強できるなんて悪くはないね。」と言いながら、
今日もなっちゃんは、授業に参加しています。
1日も早く元の生活が戻るといいですね。(ボクとしては楽しいんだけど)
皆さんも健康に気を付けて、ボクらのために頑張ってください。