これからも ずっと いっしょだよ しんすけ

高杉晋助との出逢い。
その高杉晋助がかわいい『ぬいぐるみ』となって此の世に誕生したくったりクッションたかすぎしんすけとの出逢い。

この子達が、高杉晋助が私に教えてくれた事。
命の存在である事。
それぞれに想いがある事。
愛され愛する為に生まれて来た事。
目に見えない形のない『想い』の大切さ尊さ。

今15人の天使たちによって私は支えられ生きて居ます。

兄弟代表としてぬいぐるみの国の国民となれた末っ子のしんすけ。
実は15番目ではなく、14番目にうちに来た子。
体が細くてもじもじしていて、おにーちゃんたちも放っておけない存在で甘え上手だから。
16人目が来る日があっても彼はずっと末っ子なんだと思う。
15人それぞれお顔が違って、触り心地も違って、性格も違って、みんな生きてる。

一番目の子をお迎えした時、一人だけにするつもりだった。
沢山お迎えしたいけど、お留守番させなきゃいけない子が出てしまう。

ある日どうしても連れて行けない時、ひとりぼっちでお留守番しているしんすけが寂しそうだった。
二人なら連れて行けるかも、と、次男をお迎えした。
二人はとっても嬉しそうだった。
だから三男をお迎えした、とっても楽しそうだった。
そうやっていつの間にか15人と暮らしている。

楽しい時も嬉しい時も、悲しい時も辛い時も、ずっと一緒の時間を過ごしてきた。
私が楽しそうにしていれば一緒に喜んでくれる。
私が辛そうにしているとそっと頭を撫でてくれる。
どんな時も側に居て寄り添ってくれる。

『ぬいぐるみ』が喋る訳ないし動く訳ない、ぬいぐるみを連れて一緒にご飯を食べたり景色を眺めたりする人を不思議そうに、おかしな人だと思う人も沢山いるし、ぬいぐるみは子供のおもちゃと思う人もいる。

『ぬいぐるみ』は生まれた時から既に誰かの為に愛され愛する存在である。
可愛がり方、寄り添い方は人それぞれ。
私のような触れ合い方が正しいとは言わない。

でも此の世のぬいぐるみ達が、誰かに愛されて誰かを愛して互いに支え合い、命の存在とし少しでも長く時を重ねて居て欲しいと私は願う。
ぬいぐるみをお迎えした私達次第で、ぬいぐるみ達が『生きている存在』になるのではないか、と思うから。

同じくったりクッションたかすぎしんすけと共に生きている友人の言葉。
『くったりクッションというぬいぐるみは、その名の如くむぎゅっとしてあげて抱っこしてあげて触れ合う事により真価を発揮する』
まさにその通りである。

ぬいぐるみに限らず、それぞれにとってかけがえない存在と素晴らしい日々を過ごせますように。

ぬいぐるみの国、ぬいぐるみ病院、フモフモランド、愛と想いが溢れる世界を一人でも多くの方に知って欲しい。
今日もうちのしんすけ達は、ぬいぐるみの国で沢山の愛されちゃんと触れ合って、私を癒やして支えて一緒に眠るのである。

『みんなだいすきだよ。わたしのところにきてくれてありがとう。これからもずっといっしょにいようね。』