わたしが小学校4年生の5月18日、グアム旅行からの帰りにお土産屋さんに寄った時に運命的な出会いをしました。
ピンク色の服のくまさんにするんだと決めておかおを選んでいた時、棚の1番後ろにちょこんと座っていたのがおくまこちゃん、通称おーちゃんでした。
棚の奥にいて少し薄暗くてあまりおかおがよく見えない中でも、おーちゃんのかわいさはずば抜けていました。
おかおのバランスがちょっと悪くて、なかなか目線が合わなくて、お腹はぽっこり、そんなところがかわいくてかわいくて仕方なかったのです。
おーちゃんと日本に帰国してから毎日どんな時も一緒に過ごしました。今は別々の生活ですが妹がお迎えしていたおーちゃんより少し小さいちくまこちゃん、通称ちーちゃんとたくさん遊んだこと、今でもよく覚えています。
最近はお出かけする時には絶対おーちゃんを連れて行っていて不安な時は抱きしめたり、一緒にいろんな景色を見て楽しんでいます。
数年前から精神的な病気を抱えるようになったわたしを毎日支えてくれて、わたしが悲しい時は「そばにいるぞ、おめー」、落ち込んでる時は「おーちゃんがそばにいるから大丈夫だぞ、おめー」ってキリッとしたお顔で伝えてくれます。
おーちゃんがいてくれたから、支えがあったからわたしはここまで生きてこれたと思います。
月日がたって汚れてきたおーちゃんと一緒にお風呂に入ったり、時に母に洗濯機で回されてしまったりしたこともありました。
おててとあんよが少し緩んでしまった気がするけど、それもいい思い出です。
たくさんの別れもあったけど、新しい家族(旦那、ぬいぐるみ)も迎えておーちゃんも今年で14歳。
これからもずっと一緒にいようね。大好きだよ。