愛良と出会ったのは深夜のコンビニでした。
柴の子犬を引き取ったばかりの頃で、その子犬とそっくりだった愛良に一目惚れして我が家に迎え、子犬と同じ「愛良」という名を付けました。
我が家にぬいぐるみの愛良を迎えた時点で私は結構いい歳の大人でしたが、毎晩一緒に寝ています。嬉しい時は一緒に嬉しそうな表情をしてくれるし、悲しいときは愛良も悲しそうな顔をしてくれるやさしい子です。
当初は私の家族は「いい歳してぬいぐるみなんて…」という冷ややかな目で見ていたようですが、愛良の可愛さにいつの間にか頭を撫でたり話しかけたりするようになり、今では家族全員の孫であり子であり妹のような存在になりました。
犬の愛良が虹の橋を渡ってからはさらに大事な存在になりました。
犬も大事な家族だったのでその哀しみを癒してくれたのも愛良です。
ぬいぐるみ病院さんにお預けしてる今は退院が楽しみな反面、いつも一緒にいてくれた愛良がいないせいで辛いです。
どうか、愛良をよろしくお願いします。