チョボンとの出逢いはピアノ教室の帰り道、小さな可愛いお店でチョボンは笑っていました。
フワフワの毛並みに立派な大きな耳そしてクルクルの目に美味しそうな栗鼻、手足は長くまるで
”うさぎの王子さま”
のようでした。
嫌々通うピアノ教室に見るに見かねた母親がチョボンを買ってくれました。
そして我が家に”うさぎの王子さま”が仲間入りしました。
家の中には他にたくさんのぬいぐるみたちがいましたが、いつしかチョボンもみんなと仲良く過ごすことが出来ました。
あれから40年と少し経ちましたがあの頃の母親はあれからすぐ亡くなってしまい生活がガラリと変わってしまいました。。。
そんな中いつもそばにいて励ましてくれたチョボンやたくさんのぬいぐるみたち。
きっとチョボンやたくさんのぬいぐるみたちは母親が連れて来た天使たちなんでしょうね。
今ではすっかり大人になったチョボン。
立派だった大きな耳は小さい頃兄との取り合いで両方失ってしまいました。
それ以来何となくおとなしく自分を出せなくなったように感じます。。。
今はぬいぐるみ病院の順番を待っています。
いつか又あの”うさぎの王子さま”に戻り笑顔いっぱいのチョボンに会えますように願っています。
そして愛しかないぬいぐるみの世界へ代表として入国させていただくことになりました。
楽しくのびのびと過ごせることを楽しみにしています。
どうぞよろしくお願い致します。